
昭和30年代の日本は、高度経済成長の真っ只中。労働力はノドから手が出るほど必要とされていました。映田舎において、家督を引継ぐであろう長男は、老後の命綱。おいそれと、手放すわけには行かなかったのです。そこで、老後を心配する親や老人を納得させる為に施行されたのが年金制度。
現在では、年金制度が国の成長の足かせとなっています。
アメリカでは、401K、自己責任という名のもとに、国の義務を半ば放棄しています。日本の国民年金制度も納付率が70%を割り込み、将来に渡り、存続するかどうかわかりません。
今後、年金納付額の半分を税金投入するようですが、少子化により労働力が減少してゆく時代、どうなるやら。方向性としては、アメリカのように、国の義務を半ば放棄することになるでしょう。
しかも、国民年金を満額貰ったとしても月額6万5千円。サラリーマンの厚生年金にしても夫婦で月額23万円前後にしかなりません。

農地があり、家があり自給できない消費財を購入する為の現金収入を賄うのであれば、ナントカなるでしょうが、貸家に暮らし、医療費を必要とする世代にとって、家計は赤字を続ける額でしかありません。
そこで、俄然注目を浴びているのが「運用」や「養老保険」です。株式投資、ファンドにREIT、まだまだあります。FXに国内外の国債投資。ただ、ここにも大きな勘違いがあります。
それは、胴元が儲け、余った儲けのカスを配当金としてご大層に上から目線で配当している現実です。販売手数料に運用手数料、一体なんですか、この納得の行かない仲介手数料は。そう、全て胴元の利益です。
自らリスクを取ることなく、リスクはお客に背負わせて、儲けの部分だけ、自分達が主役になっているのです。

1つ目は、面倒を嫌がる心理
2つ目は、知識不足
3つ目は、右に倣えの集団心理
面倒を嫌い、勉強を嫌い、人と違う行為を敬遠するから、「運用」という名前の詐欺に引っかかってしまうのです。
彼らから購入するのは商品です。
現金の所有権はお客さんの手から保険会社や証券会社、そしてファンド運用会社の懐に移ります。
彼らはいかにして合法的に利益を得るかに頭脳の大半を使用します。彼らが大事にするのは、お客の利益ではなく、自社の利益なのです。
どんなに、美辞麗句を並べ立ててもこの一点が変わることはありません。
そして、解約しようものなら、解約手数料という名目で、莫大な損金をお客に要求するわけです。追いはぎとどこが違うというのでしょう。
こうしたドツボに陥った理由は、現金の所有権を彼らに渡したからです。現金で購入したのは商品、現金ではありません。商品を運用する会社が倒産すれば、紙くずになってしまう現実をどこかで忘れているのではないでしょうか。
一方、大家さんになると、現金で購入した貸家の所有権は皆さんの手から離れません。店子に貸家を貸したとしても、それは使用権を貸しているだけであり、所有権を店子に預けているわけではありませんから、家賃の滞納問題でもめたとしても元本が傷つくわけではないのです。
不動産は誠に不思議な商品でして、使用権・担保権・処分権を別々に活用できます。具体的に言えば、2DKのマンションを7万円で貸しながら、抵当権を設定し500万円を金融機関から借り入れ、それとは別に800万円で売却に出すことに何の不都合もありません。

貸家の所有権を他人に預けることなく、所有者として店子に貸し出し、家賃から返済を続け、しかも余剰家賃を得るわけです。
利回りが高く、ファイナルキャッシュフローがプラスの状態を維持すれば、所有したその日から、余剰家賃が皆さんの暮らしを支えてくれます。
そして、無理に拡大する必要も無いのです。
大家さんは、ラーメン屋とは違います。
入居すれば、それでお仕舞い。家賃を20倍どころか、2倍取ることも出来ません。ラーメン屋であれば、閉店間近のラーメン屋が1日10杯、ところが2軒隣の繁盛店が1日200杯というのは普通に見られる光景ですが、貸家にはそれがありません。
1軒大家さんも、森ビルのような巨大な大家さんも基本は同じ。どちらも争う必要が無いのです。自らのペースを守ればそれでオーケー、失敗しないことを心がけ、安全運転に注意すれば、誰もが自立した大家さんになれます。
そして、私達は大家さんを目指す方々の力強い道しるべでありたいと思っております。なぜなら、もうこれ以上、私個人が貸家を増やす必要がないからです。私の大切な家族を養うには十二分な財務基盤を確立できたからなのです。

私の熱い思いと私の弟子達が実践している手法のポイントを可能な限り分かりやすくお伝えします。