
こうした悪気はないのに迷惑をかけまくる人は不動産業界にも存在します。

彼らに悪気は全くありません。100年住宅に外張り断熱、床暖房にエコ住宅、日夜、精魂を傾けて夢のマイホームの実現に向けて努力していらっしゃいます。
ただ、新築マイホームを買わされる若夫婦には堪ったものではありません。苦労して貯めた500万円を越す自己資金は一瞬で消え、購入して10年前後は自宅を売却しても負債しか残らないローンレンジャーに変えてしまうのですから、罪と言わずして何と言えば良いのでしょう。
新築メーカーのように、悪気はない不動産業者は、Mr.ビーンのようにどこか憎めないものですが、はっきりと騙す意図を持って日夜活動している悪徳不動産業者は入れ替わり皆さんを狙っています。

彼らは通常の人々の目にとまりません。なぜなら、彼らの宣伝方法は、テレビCMなど広範囲の宣伝手段ではなく、新聞折込や投げ込みチラシ、そして夕刊紙の広告など。宣伝方法はひっそりと行うからです。理由は、不動産投資は、マイホーム獲得や賃貸需要ほど、一般性がないゆえ。しかしながら、不動産投資に興味のある方々は、そうした宣伝を目ざとく見つけ、電話をしてしまいます。
「表面利回り、10%って本当?」
「ええ、本当です。当社は信用と信頼をモットーとしていますから、オトリ広告などいたしません。一度お会いしましょう」
指定された喫茶店に出向き、担当者と名刺を交換。その後、雑居ビルの一室にある事務所で話しを聞き、重要事項説明も受けて、融資のお世話までしてもらい、無事物件を購入。不安だった、家賃も確かに入金されて、一安心。

なんと、それから先、家賃は一度も入金されないのです。仲介業者に問い合わせても、ノラリクラリ。弁護士に依頼して、建物明渡し請求事件を起こし、占有解除をしたのは、半年後。弁護士費用と占有解除費用だけで100万円が消えました。
ようやく、物件内部に入ったところ。2度ビックリ。室内は荒れ放題。ゴミが散乱し、人が住んでいた形跡もありません。萎えかかる心を奮い立たせ、内部をリフォームし、入居可能な状態にした頃には自己資金も使い果たし、月々4万円の家賃を受け取るだけ。そもそも、購入した時の賃料は7万円。家賃は周辺相場の2倍近い金額だったのです。結果、表面利回りは5%を切る状態。不動産投資の最初の一歩はトンデモナイ落とし穴でした。
それから、皆さんのように、勉強熱心、ビジネススキルも高い方々を狙う悪徳業者は、不動産セミナー詐欺。本を出版し、読者をセミナーに誘い込み、自ら推薦する賃貸用不動産を購入させる催眠商法とも言うべき不動産悪徳業者です。
彼らは、セミナー参加者の人生を一切考慮していません。一般サラリーマンに、初めから億単位の借財を背負わせ、物件を買わせるのです。彼らは金融機関と結託し、融資の準備も万全。RC造1棟物の中古マンションに対し、30年や35年ローンを組ませ、表面上はキャッシュフローが出る状態にしておきます。
ところが、その実態は、金利が1%上昇するか、もしくは入居率が10%減少すると、赤字になってしまうトンデモ物件。内情は隠したまま、契約し、莫大な仲介手数料を手にするのです。そして、購入者が耐え切れず、売却を決断すると、その物件を次ぎの信者に買わせ、再び物件価格の6%(売却主と買主双方から3%)の仲介手数料を手にし、ニンマリ。
泣きの涙で売却を決断した元信者は3千万円前後の借財を返済しなければならなくなるのです。


私達は大家さんを目指す方々の力強い道しるべでありたいと思っております。なぜなら、もうこれ以上、私個人が貸家を増やす必要がないからです。私の大切な家族を養うには十二分な財務基盤を確立できたからなのです。
私の熱い思いと私の弟子達が実践している手法のポイントを可能な限り分かりやすくお伝えします。お楽しみになさってください。